2020年05月29日(金)
「吹割の滝」を詳細にご案内(1) [印象に残っている取材先]
「吹割の滝」を見に行くときは、この観光駐車場からスタートします。
写真は、2007年5月30日の午前8時44分、名阪近鉄観光の「老神温泉と吹割の滝観光ツアー」に、同乗しての取材旅で、朝早くの出発から、1番目の観光立ち寄り先「吹割の滝」見物に、ツアー客と一緒に出かけるところです。
老神温泉から15分程の位置にあり、この国道120号線を北上すると、尾瀬があります。
このドライブインは、やや変わっているかも知れませんが、歩いて滝見物に出かけるのは、今も同じでしょう。
途中にある“いわな焼き”は、今も名物のようで、ホテル(紫翆亭)でたっぷり朝ごはんを頂いてなかったら、よだれが出て困ったことでしょう。
『滝入口』の表示板と駐車場の大看板は、ストリートビューで見たら、今も同じように立っていました。
地図を拡大してみると、駐車場側と滝の間に道路(120号線)があり、その下をくぐる小道があるのが分ります。
こんな風に、観光客は国道の下をくぐるトンネルを通って、車道を安全に横切って進みます。
川は大分下にあるので、このような下り坂を足元に気を付けながら、降りて行きます。
下り坂は、案外長くて、帰りのしんどさが思いやられました。
下りて来たところが「片品川」の川べりになります。
前述の拡大図にある「吹割の滝遊歩道」の端も、上流に見えています。
川べりには、観光客への“岩場に注意”の看板が立っていて、ガイドさんがその注意を読み上げてくれました。
なお、「吹割の滝」はどうやら「ふきわりのたき」ではなく、「ふきわれのたき」のようですね。
ここから川べりに沿った遊歩道の、ゆるやかな下り坂を辺りの景色を楽しみながら、のんびり歩いて行けます。
すると、川床の様子が徐々に変化していき、川の流れの表面に白波が立ち始めます。
よくある滝に近付いて行くときの、どどどどどーみたいな音はあまりせず、このような川床の段差に、流れがうねっているのが目立ち始めます。
凝灰岩・花崗岩の川床の柔らかい部分を、片品川の流れが浸食して、吹き上がるような光景を現出するのです。→続く
Posted by 小池 泉壬 at 16時44分 トラックバック ( 0 ) この記事にコメントを書く ( 0 )
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