2018年03月27日(火)
いろいろなお風呂が楽しめます「奥飛騨の緑の湯」 [大きなお風呂]
そもそも、観光旅館や日帰り温泉(スーパー銭湯は除く)の浴槽は、大きい(広い)のが普通ではありますが、あえて“大きな”とする場合、ひとつの浴槽の湯の中を、ほぼ直線で十歩くらい歩ける、としましょう。
写真のお風呂は「奥飛騨ガーデンホテル」の「うぐいすの湯」から、同ホテルを見たところです。
同ホテルの場所を、グーグルマップで見ると、高山と松本のちょうど中間あたりの、山の中になります。
奥飛騨ガーデンホテルのお風呂は、この「湯巡り案内図」の通り、「うぐいすの湯」と隣りの「打たせの湯」「漠泉洞」が、湯衣着用の混浴露天風呂になっています。
さらにその前に、この内湯の大浴場から、スタートするようになっています。
大浴場から、この「日光の湯(写真手前の岩風呂)」「ヒノキの湯(その奥の長方形の風呂)」があり、
写真右側には、
深さがあって、底面が足裏刺激型の「立ち湯」と「寝湯」があります。
ここまでは、男女は分かれていて、普通の入浴ですが、
備え付けの“湯衣”を着用して、外に出ると、俄然開放感あふれる「うぐいすの湯」が、目の前に広がります。
ただし、前2回でご紹介した“大きなお風呂”と比べると、奥行きはともかく、幅があまりありません(とは言っても結構広いです)が、
こうして、じゃぶじゃぶ歩いて、奥に進めるので、
大きいお風呂感は、充分味わえます。
また、ご覧のように緑色した(薬湯じゃありませんよ)神秘的なお湯は、約3億6千万年前のデボン紀の海底の地層が隆起したこの辺りの地層から湧き出しているもので、好湯性の藻類のせいで、このように見えるという説も、あったようです。
国内唯一の超深層水温泉で、
泉質は「ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物温泉(中性 低張性 高温泉)」となっています。
実際、肌辺りがよく、周囲の景色を眺めていると、ついつい長湯になりそうです。
その「うぐいすの湯」の隣りに、ぬるめの浅い湯面の「打たせ湯」があり、さらに洞窟湯の「漠泉洞」があります。
「漠泉洞」の入口には、
“瀑”は、ちょっと盛り過ぎですが、上の湯だまりからお湯が流れ落ちていて、ちょっとした湯滝気分が味わえます。
湯滝をくぐって、
洞窟内に入れば、ひっそり隠れ家的な「洞窟風呂」の気分も味わえます。
こうして、中から外の景色を眺めるのもまた楽しからずや、ですね。
奥飛騨ガーデンホテルについては、「バス旅ガイド」でもご紹介していますので、参考までにご覧ください。
Posted by 小池 泉壬 at 14時00分 トラックバック ( 0 ) この記事にコメントを書く ( 0 )
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