2020年11月22日(日)
氷見と言えば「ブリ尽くし料理」でしょ〜♪ [こだわりの食事]
テレビを観ていたら、富山県氷見市の漁港で、今年のブリ漁は大漁の出だしです!と漁師さんの笑顔のインタビューがありました。
そう、氷見(ヒミ)と言えば、寒ブリです。
豊鉄観光さんの『寒ブリツアー』は、同社のヒット商品で、私も何度か取材で寄らせて頂きました。
写真は2009年9月30日のもので、お伺いしたのは、当時「氷見グランドホテルマイアミ」と言っていた観光ホテルです。
※ホテル前の海岸が“前網(マイアミ)”と、地元で呼ばれていたから、マイアミなのだそうです。
ちなみに、ホテルの所在地は、能登半島の付け根にあたる氷見市の国道160号線の、海岸沿いにあります。
グーグルマップで、およその位置をご紹介させて頂いておりますが、マップ上には「氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり」とありますように、
取材時から3年程経った2012年4月より、和風旅館「氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり」に名称変更されています。
ただ、経営母体は変わっておりませんので、概ね、取材内容の変化はあまり無いものと思います。
さてそれでは、そのブリ尽くし料理が、どれくらいこだわったものかを、ご紹介しましょう。
写真は、いつもの通り、豊鉄観光さんのバスツアーの夕食フルセット状態です。
食前酒(中下のピンク)に「五箇山の山葡萄ワイン」〜さらっとした甘口の飲みやすいワインでした
まず取り掛かったのは、魚好きの私ならではの「鯛兜煮」。11月のバスツアー本番時には「ブリ大根」になるそうです。
甘口のこってり醤油煮の兜煮も、美味でした。
続いて「お造り」に箸が伸びます。
魚は左側から、メジマグロ、ブリ、イカ、甘海老、ちょっと焦げ目が着いているのは、ブリたたき、右端はタイ刺身。
ブリのたたきは初めてでしたが、これが意外に美味しかったです。
「白海老の刺身 海老の卵添え」は富山県ならではの美味食材です。
小さな白海老をひとつひとつ、殻を剥いて刺身にしてくれる手間も味に入っているようです。
こちらは、フルセットを並べる最後の方に出て来た「ブリステーキ」です。
ブリの照焼より洋風で、表面がぱりっとしていて、確かに、ステーキという味わいでした。大変美味♪
こちらはなんと「ブリなます」。
つまり、酢の物系のお料理です。
写真下の、少し甘めの酢味噌で頂きます。
それから、凌ぎとして「氷見細うどん」があります。
冷やしうどんですが、太い素麺ではなく、腰のある細いうどんといったところ。
本来は、宴会の途中にお腹が空いてその場を凌ぐところから出来た「凌ぎ」ですが、飽食の現代ではちょっと、かな?
さてメインディッシュ(?)の「ブリしゃぶ」の登場です。
刺身と全く同じ鮮度のブリと野菜を、先ほどから煮立っている昆布スープで、頂く訳です。
こうして箸でつまんで、さっと沸騰しているだし汁にくぐらせます。
火(熱)が通り過ぎると、柔らかいブリの身が、ほぐれてしまうのでご注意を。
それを、ちょこんとポン酢に浸けて、熱いのをぱくり〜♪
その瞬間に、ポン酢の表面に、ブリの脂がさぁーっと広がる美しさ。
最後に食べるご飯も、氷見名物の「たこ飯」で、一緒に混ぜ込まれている牛蒡のささがきとで、山と海の絶妙のハーモニー。
ご飯がほろりと口中で解けて、もうお腹一杯、と思っていたのに、なぜか箸が進むのです。
今度こそ最後のひと品デザートは「ハトムギゼリー」となっておりました。
見たことも無い、聞いたことも無かったデザートです。
こうして見ても、どんなデザートなのか味なのか…?
スプーンにすくってみても、よくわかりません。
グレイのふにゃっとしてるのが「ハトムギゼリー」で、黄色は添えのマンゴーです。
食感は見た通りのふんわりした感じで、食べた後、微かに麦粉菓子の風味が、口中に残りました。
※以上の食レポは、当時書き残していた食メモによります。大部分、現在も頂けると思うのですが…。
Posted by 小池 泉壬 at 16時20分 トラックバック ( 0 ) この記事にコメントを書く ( 0 )
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