2020年12月11日(金)
ゆのごう美春閣の美人女将 いずみさん [美人女将]
今回は、取材先でお会いした魅力的な方のご紹介です。
三重県の栄養食品メーカー・ニュートリー(株)の会報「リビングウェル」の2008年秋号で“美人女将奮闘記”を制作。
その取材で、カメラマン・香村氏と2008年6月6日に、この「ゆのごう美春閣」の女将を訪ねました。
※美春閣と、その周辺の観光ご案内は、左の「カテゴリー」の『岡山県湯郷温泉』内でも触れておりますが、今回は女将の人物紹介中心です。
「湯郷温泉」と言うと、「なでしこ1部リーグ」の「湯郷ベル」を、思い出す方もあるかも知れませんね。
湯郷温泉は、岡山市の北、津山市の隣りの美作市にあり、マイカーなら「中国自動車道・美作IC」を過ぎて「美作岡山道路」に入り「勝央IC」を出るのが便利です。
以前のバス天では、観光バスツアーの宿泊先としてのホテル案内、となっていたお話を、今回は観光ホテルの女将として頑張る若い女性の奮闘記として、ご紹介させて頂きます。
大坂の大学で「ホテル事業論」に触れ、宝塚のホテルに入社し、3年後に課長職で副支配人格のポジションに抜擢されたという、根っからの宿泊業界人なんです。
その頃、今のご主人、岡山の下電ホテルの若旦那である永山久徳氏と知り合ったそうです。
そして、ヘッドハンティングというか、プロポーズみたいなことがあり、2005年3月に永山久徳氏と結婚。
今では、営業スタッフが“女将のご挨拶付き予約”を取ってくるくらいの人気女将になっています。
ただ、女将のいずみさんは外回りの営業にも力を入れていて、留守勝なことも多いのが、気になってもいるとか。
お客さまでもホテルのスタッフにでも、人と話すのが得意ないずみさんは、110〜130人の従業員の人たちに、公平感とやりがいを感じられるようにしてあげることが、重要な仕事だと仰られていました。
館内にいるときは、接客スタッフとも、毎日のリレーションが欠かせません。
ただ、以前働いていた幹部社員と従業員との距離感と、今の経営者の立場は、営業係数の管理や“人事と給与”を決める仕事があるので、仲間感覚だけでは、やっていけないんです、と仰っていました。
それでも、日々忙しくホテルの内外を飛び回る中、こうしてきれいに整えられた、自慢のお庭を廻って、手入れするとき、何とも言えず充実感に浸ることができるんです、と笑顔がこぼれました。
ところで、なにか特技は?と訊いた答えが、このポーズ。
そう、大学時代に剣道をやっていて、なんと二段とのこと。
それを活かして、宮本武蔵の生誕地である美作市の職員の方と『武蔵と小次郎』の寸劇を演り、おおいに受けたとか。
ちなみに、いずみさんは小次郎だったんだそうです。
こちらが、大阪学院大学時代の川上いずみ選手です。
なにしろ『全日本女子学生剣道優勝大会』に、選手として出場するほどの腕前だったようで、才色兼備そのものですね、とつい口から出てしまいました。
そう言えば「ゆのごう美春閣」のHPにあったオリジナルキャラを、背中の竹刀が小次郎役のイメージなんでしょうか…と、ご紹介しちゃいましたが、山陽新聞さんの「鬼女将永山キャラクター」ですとのこと。
ということで、いずみ女将が送ってくれた剣道部キャラに変更させて頂きます。山陽新聞さん、失礼しました!
※図中の「ぼっけぇのぉ〜」は、愛知の「どえりゃ〜」と、同じ使われ方の岡山弁のようですね。
当日の撮影状況は、こんな感じでしたが、カメラ慣れされている様子で、本当に良い表情をされ、カメラマンの香村氏も、ノリノリの撮影でした。
その場所は、自慢の日本庭園がすっきり見渡せるロビーラウンジの一画でした。
自慢の温泉は、「大浴場一の湯」から窓外を見ての写真。
大浴場は「二の湯」もあり、男女入替え制になっています。
泉質は、塩化物泉(低張性弱アルカリ泉)で、源泉温度は40℃と言う、本物の温泉であります。
こちらは温泉好きなら皆んな大好きな「露天風呂」です。
外湯は、ほかにも幾つもあって、行ってみてのお楽しみと。
そのほか、貸切露天風呂も、ご家族連れに好評だということです。
この写真のみ、私が撮らせて頂いたもの(いい笑顔!)。
他の女将写真は、全て香村カメラマンの撮影です。
あれからもう12年も経って、今はママにもなっているいずみ女将。愛車「ダーリン号」は、もう何代目になっているんでしょうかねぇ…。
※いずみ女将に会えた方は、本当に運の良い方です!
Posted by 小池 泉壬 at 19時21分 トラックバック ( 0 ) この記事にコメントを書く ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://bus-ten.sakura.ne.jp/tb.php?ID=598