
2019年11月08日(金)
こだわりのお風呂がいろいろ…太閤の湯A [有馬]
前回からの続きとなります今回は、金泉・銀泉で名高い有馬の湯に入るべく、訪ね当てた「湯殿屋」の横にある、大浴場「金銀癒しの湯」入口から始まります。
日帰り客も宿泊客も、お湯に浸かりたい方は、ここからの入場になる訳です。
来ている物を脱いで、がらり開けた扉の中は、こうなっております。
ここで、折角取材に行ったのに、ここから先は私が撮った画像でないことをお断りしておきます。
結構時間を外した積りでしたが、中にはすでにお客さんが入浴しており、カメラ持ち込みは不可でした。
上の写真のように、銀泉(透明なお湯=炭酸泉)と、小さな祠のような「黄金の蒸し風呂」、そしてその奥に、金泉(赤いお湯=含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)が並んでいて、真ん中の祠のようなこの「黄金の蒸し風呂」が目立っています。
この時は、中には人が二人ほど入っていて、満員の様子だったので、ひとまず金泉、銀泉に入り、さらに次々と人が入って来たため、興味はあったのですが、上の階にあるという露天風呂群をめざすことにしました。
この画像は、太閤の湯さんのHPよりお借りした黄金の蒸し風呂の内部であります。
天下の湯から、露天風呂に上る階段があるので、タオル1枚“裸のまま!”屋内階段をピタピタと、上ります。
取材時は17年の1月だったので、結構寒かったことが印象に残っています。
ドアを開けて、この「金泉」を見つけた時は、ホント嬉しかったデス
3階にある露天風呂ゾーンは、このような配置です。
当時、寒さに震えながら上った階段は、図中では「露天階段」となっています。
その上り詰めた処の、一番近くにあるのが「太閤の岩風呂」で、私は、そこから左の瓢箪風呂に進みましたが、右側に女性用露天風呂ゾーンがあったのですね。
「太閤岩風呂、金泉」の写真の奥の方に見えているのが、この瓢箪型の岩風呂です。
まるでお庭にある池に入っているような、露天風呂ならではの、お遊び感覚があるお風呂です。
その瓢箪風呂の向こうに見えているのが、太閤秀吉ゆかりの、この「五右衛門釜風呂」です。
広いお風呂も良いけれど、こういうお一人様専用の浴槽が安心感があって好き、と言う方も結構多いのでは。
私は入れなかったので、見てはいないのですが、女性ゾーンにはこのように見た目も美しい「露天ハーブ風呂」や、
「ねねの遊び湯」というお風呂もあるようです。
また「太閤の岩風呂 金泉」や「五右衛門釜風呂」は、こちらにも揃っているようです。
お風呂以外にも、このような記念写真用のコーナーや、
秀吉さんの馬印「千成瓢箪」コーナーとか、
お風呂上りに一休みできる「利休茶屋」、
もっとゆっくり休める「太閤ねねのお休み処」など、どれも太閤秀吉さんらしい、おもてなしではありますね。
「太閤ねねのお休み処」の中は、こうなっております。
もちろん、ここらしい土産物の揃った「土産物売店」もあるので、日帰り、宿泊を問わず、一日中遊んでいられる温泉ランドでござりまする。…チャンチャン♪
Posted
by 小池 泉壬
at 18時15分
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2019年10月27日(日)
有馬「太閤の湯」は、スケールでかっ! [有馬]
有馬温泉最大のスケールを誇る「太閤の湯」は、ご縁のある秀吉公にちなんだ入浴施設であることを、心がけているようです。
写真は、日帰り入浴で訪れるなら、ここからという「太閤の湯」の外観です。
日帰り入浴の場合はまず、この「湯屋番=フロント」に行くことになります。
ここで『平日2400円、土日祝日2600円(※年始・GW・盆は+100円)…館内着・タオル料含む』の、入館料を支払います。
また、後述する「貸切岩盤浴」の受付も、ここでします。
宿泊客だった場合は、例の本館4階のエレベーターで、カードリーダーを使って「太閤の湯 2階」に移動します。
最初はフロアが広い為、どっちに行くのか迷う方が多い(私もでした)と思いますので、まずはこの2階館内図を元に、ご案内しましょう。
※「太閤の湯」HP内の案内図の部分コピー
まず最初に、「太閤の湯」2階に下りて右を見ると、目に飛び込んでくるのが、<18>の「フードコート 湯の山街道」です。
このように「めし屋」「めん屋」「のみ屋」「鉄板屋」などの商い口があり、
反対側にある「醍醐花の宴」に沢山用意されているお席で、食事を摂ることができます。
「醍醐花の宴」の店内は、このようになっていて、奥の方に<9>の「貸切岩盤浴 ひょうたん夢蒸楽」の入口があります。
「貸切岩盤浴 ひょうたん夢蒸楽」は、安土桃山の時代の秀吉を始め、庶民に至るまで好んだという“蒸し風呂”を再現したもので、1048円(税別)の別途料金を、前述3階の「湯屋番」に支払えば、体験することが出来ます。
入口を入ると、このようになっていて、男(黒)女(赤)の目印行灯が立っています。
中は小部屋に分かれていて、「黒」は、床に桜島溶岩、「黄」は、壁や床に岩塩を、「白」は、床材が白い麦飯石、壁に稚内珪藻土、奥の「赤」は、床材に医王石が敷かれ、「桃」は、麦飯石と遠野角閃石というように、それぞれ岩盤の効能の違いを味わえるようになっています。
真ん中にある「クールルーム(定員12名)」には、写真のようにソルトビット(ハンガリー発祥の冷たい塩が置かれた部屋)になっていて、岩盤浴で熱くなった体を、冷やします。
「ひょうたん夢蒸楽」のほかに、有馬温泉のミストを併用した岩盤浴が楽しめる<8>「太閤夢蒸楽(有料)」があり、
こちらも、異なった効能を持つ鉱石・火成岩、桜島と阿蘇山の溶岩、パワーストーンや貴宝石の部屋、金泉と銀泉の混合泉ミストと、麦飯石岩盤の「金泉」の4部屋があります。
岩盤浴や蒸し風呂を味わったら(もちろん入らなくてもOKですが)、肝心の“太閤さんの湯”に進みましょう。
まず「湯殿屋(入浴受付)」を目指すのですが、その途中、図中の<27>にある(いる?)のが、この水槽です。
水槽に足を浸すと、熱帯産の小魚「ドクターフィッシュ」が集まって、足の皮膚の古いものを食べてくれます。
岩盤浴は、有料ばかりと思っていると、どっこい無料で楽しめるものもあるのです。
それがこの、図中<6)の「太閤の湯殿」です。
ここで、まずは岩盤浴の“良さ”をお味わいください。
そして、岩盤浴で熱くなった体は、この<7>南蛮渡来の「涼感爽健房」で冷ましましょう。
中は、ソルトビットの部屋になっています。
お待たせしました、こちらが図中に「湯殿屋」とある、浴場カウンターで、宿泊客の方は、ここで目印のリストバンドを確認してもらうことになっています。
◆次回は、いよいよお風呂をご案内します。
取材時と経営母体が変わった現在の「太閤の湯」の照合に時間がかかり、更新が遅くなってしまいました。
Posted
by 小池 泉壬
at 21時37分
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2019年10月11日(金)
(旧)有馬ビューホテルうらら→現「有馬きらり」 [有馬]
前回ご案内のように、現在は見ることができない『旧バス旅ガイド』でご紹介していた(主に)観光ホテル系の再編集版をアップして参りますので、よろしくお願い致します。
まずは、左欄「カテゴリー」からピックアップした「有馬ビューホテル」から始めます。
(車には狭い)坂道の多い有馬温泉らしく、このホテルも坂道を上った先にあります。
また、本館の後ろには「太閤の湯」という日帰り温泉施設が隣接していて、気軽に“有馬温泉”を体験するのに最適です
上の写真の、こげ茶色の玄関から、館内に入ると写真の右側奥がフロントになっています。
宿泊の場合は、このような女性客向けのきれいな浴衣が用意されています。※17年1月時点
上からL・M・Sのサイズで並んでいます。(レンタル料はフロントでお尋ね下さい)
脇に立っているのは、通常部屋に用意されている浴衣の見本です。
3〜4人で泊まる、平均的なお部屋の様子です。
部屋の窓に見えるのは、アセビか山藤の花ではないかと…
この宿に宿泊したなら、ぜひ「太閤の湯」をお試しあれ、
ということで、到着した宿泊客には、このような説明書きと、エレベーターのカードリーダーに読み込ませて、動かせるリストバンドと、部屋の鍵が渡されます。※17年1月時点
そのエレベーターには、本館4階のエレベーター室で、ホテルのスリッパを靴箱に入れてから、乗り込む訳です。
「太閤の湯」については、後日のご案内としましょう。
次は、お待ちかねの夕食のお料理になる訳ですが、こちらのバスツアー用のものを参考にどうぞ。
この夕食については、バス旅ガイドフォロー17年2月16日のブログ記事の、補完とさせて頂きます。
こちらは、未掲載の「雪見八寸」で、目立つ「紅ずわい蟹葛煮」は、つるりとした食感が特徴、松葉が刺してある「湯葉西京焼き」、その上が「焼河豚寿司」、左に「筍お浸し」、その上、向かって右から「鮟鱇肝ポン酢」、「白子豆腐」、「菜花松前和え」となっています。
前回でも触れていますが、ここならではの珍しい料理「玉葱フォンデュ」は、淡路島名産の玉葱を煮詰めて作ったゼリーを、小鍋で溶かして、鍋の横の舟形皿の、鱈・白子・海老・鴨団子・ひょうご味どり・蟹つみれ・チーズ麩・菊菜・乱切り蕎麦などを入れて頂きます。
最初、スープの玉葱風味が気になるかも知れませんが、じきに慣れ美味しく頂けるでしょう。
「太閤の湯」ほどの規模ではありませんが、ホテル宿泊客専用の大浴場は、それほど客で混むこともなく、それでいてちゃんと“金泉”“銀泉”もあるので、ゆっくり落ち着いて入るのに向いています。
金泉から銀泉を見たところですが「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」の金泉は、より効きそうな気がしますが、
どっこい、無色透明な有馬温泉の銀泉だって、「二酸化炭素泉(炭酸泉)」や「放射線能泉(ラドン泉)」なので、効能は期待できるようです。
そして、朝食は最近の観光ホテルらしくバイキングスタイルです。
さすがホテルのバイキングらしく、和の料理をメインに洋の料理と、その種類はバラエティに富み、
仲居さんのお給仕や、シェフがその場で調理してくれるだし巻玉子などもあり、夕食とはまた違った食べる楽しみがありました。
Posted
by 小池 泉壬
at 10時38分
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